円形脱毛症で困っています。
白髪染めのヘナなら髪や頭皮に負担が少ないと聞きました。
使ってもいいですか?
結論!安易にヘナを使うのはやめた方がいいです。
取り返しのつかないことになります。
福岡でフリーランス美容師をしている宇井です。
ちなみに今は、台湾ひとり旅に出てます(笑)
今回は【”円形脱毛症”白髪染めをヘナでキレイに染める!福岡の美容師が解説】というテーマでシェア!
このような円形脱毛症で悩んでいる方は参考にしてみてください。
(実際にご来店されたお客さん)
・円形脱毛症で悩んでいる
・白髪染めのヘナは髪や頭皮に優しいって本当?
・円形脱毛症でも白髪染めがしたい
円形脱毛症に限らず白髪染めでヘナはおすすめしません
ヘナは根強い人気を誇るヘアカラーです。
しかし、個人的にはデメリットも多いため円形脱毛症に限らず白髪染めではおすすめしません。
特に明るい白髪染めや白髪ぼかしハイライトのようなカラーをしたい人は、ヘナをするとできなくなります。
ブログの最後には、ヘナを使わずに染める対処法も説明するので最後までお付き合いください。
円形脱毛症とヘナの白髪染めの関係に3分で解説します。
また、こちらの動画で円形脱毛症について解説もしています。
一緒に見てもらうと記事の理解度がぐーんと上がります。
円形脱毛症の悪化と白髪染めの相関関係はない
円形脱毛症の人が白髪染めをしたからといって症状が悪化するわけではありません。
ただし、円形脱毛症の人が白髪染めをした結果「大丈夫なのかな…」みたいにストレスを感じると悪化する可能性はあります。
つまり「円形脱毛症と白髪染めには直接的な関係はないけど、ストレスが生まれると悪化するかもよ」ということです。
白髪染めをすると円形脱毛症が悪化するからヘナが良いと思ってました。
直接的な根拠はないんですね!
医学的な相関関係はありません。(2024年現在)
白髪染めやヘナが原因で悪化するとはないです。
ヘナとヘアカラーで染める白髪染めのメリット&デメリット
大前提で僕は、ヘナのアンチではありません(笑)
メリットやデメリットをまとめてみました。
☑️ヘアカラー:10種類以上
☑️ヘナ:ほぼオレンジの1種類
☑️ヘアカラー:可能
☑️ヘナ:無理
☑️ヘナ、ヘアカラー共に同じ
☑️ヘアカラー:多少のダメージがある
☑️ヘナ:ダメージは少ないが今後、明るいカラーができない
2つを比較してもわかるようにヘナを使うメリットがありません(泣)
特にヘナは明るい白髪染めができないリスクが大きいです。
一般的な白髪染めなら、明るい白髪染めも可能です。
(メンズの明るい白髪染め)
(レディース明るい白髪染め)
円形脱毛症の方ではありませんが、白髪染めでも明るい髪色はかのです。
比較するとヘナのメリットがほとんどないんですね(泣)
そんなにヘナは微妙なんですか?
ヘナを使う人の共通点は1つです。
「自然由来=髪に良い」と思っている人だけになります。
現在ではヘナ以外の化学的なカラー剤も髪への負担が少なくなってきています。
そのため、自然由来にこだわる必要はあまりないです(泣)
円形脱毛症の白髪染めでヘナを使っても頭皮トラブルは起きる
記事中でも説明している通り、円形脱毛症など関係なくヘナを使うのをおすすめしません。
なぜなら、通常のヘアカラーと比較してもヘナを使うメリットがあまりにも少ないからです。
プロの美容師目線でヘナを使わない方が良い理由を解説します。
ヘナで白髪染めをするとアレルギー反応が起こる?
円形脱毛症は、自己免疫疾患の一種で頭皮の特定の部位が脱毛する症状です。
実は円形脱毛症の原因は完全には解明されていません。
原因とされているのはストレス・遺伝・感染などとは言われています。
円形脱毛症の人が白髪染めでヘナを使った際のリスクはこちら。
ヘナは稀にアレルギー反応を起こします
アレルギー体質の方は、ヘナを使用する前にパッチテストをしましょう
ただし、美容室によってはパッチテスト自体をしていない場合も多いです【染まりにくい】
ヘナは白髪を黒髪に染めることはできません
通常のヘアカラーのようなカラーバリエーションもほとんどないです
そうなんですね!
とりあえず、ヘナなら大丈夫と思ってました。
決してヘナが悪いわけではありません。
しかし、ヘナの効果を期待しすぎもNGです。
円形脱毛症の人が白髪染めでヘナを使い悪化した
このようにヘナを使っても頭皮が荒れる人はいます。
これを見て「ヘナじゃなくても、ヘアカラーでも頭皮が荒れる人はいるよね?」と思いませんでしたか?
確かにヘナに限らず、ヘアカラーでも白髪染めをする際に頭皮が荒れる人はいます。
ただし、ヘナ以外なら頭皮の荒れを抑えるような薬剤をカラー剤に入れて染めることが可能です。
(ケア剤入りのカラー剤)
私が言いたいのは「2つとも頭皮が荒れる可能性があるとするなら、自由度が高いヘアカラーで白髪が染めをした方がいいんじゃないの?」ということです
。
“円形脱毛症”ヘナの代わりに使える白髪染めのヘアカラーと対策
ここまで読まれた方は分かる通り、円形脱毛症でヘナを使って白髪染めをするメリットは少ないです。
それでも「どうしてもヘナで染めたい!」という人は、ヘナを使っても良いと思います。
この章では、円形脱毛症の人が白髪染めをする際にヘナを使わず染められる方法を紹介します。
ヘナの代わりの白髪染めにカラートリートメントやカラーバター
ヘナと違う部分は、ヘアカラーのバリエーションが多いことです。
基本的にヘナは、オレンジ色にしか染まりません。
そのため、圧倒的に髪色が少ないです(泣)
さらにヘナは、白髪部分にだけ染まります。
つまり、地毛の黒髪は明るくならないので注意!
白髪のみ染まるなら、もともとの白髪が少ないと染まって見えないですか?
その通りです!
もし、カラートリートメントやカラーばt内容を入力してください。
頭皮に優しいオーガニック白髪染め
オーガニック白髪染めは、ヘナとヘアカラーの中間のようなアイテムです。
円形脱毛症の人が白髪染めをする際に「やっぱり、自然なヘナの成分が欲しい」という人におすすめです。
ヘナよりもカラーバリエーションもあります。
地毛の黒髪を少しだけ明るくすることも可能です。
ただし、一般的な白髪染めと比較した場合に髪へのダメージの差は大きくは変わりません。
私はオーガニックカラー剤の必要性は薄いなと感じたため使っていません。
しかし、円形脱毛症の人が白髪染めをしてもハリコシのある髪になるようにトリートメントに力を入れています。
(左before/右after)
上記を見てもらうとトリートメント後の髪にツヤを感じるはず。
オーガニック白髪染めは、ほんのちょっとだけ優しいというレベルですか?
おっしゃる通りでほんの少しだけです。
目に見えて劇的に優しくなるというわけではありません。
オーガニック白髪染めを使うなら、一般的な白髪染めとトリートメントの組み合わせの方が効果が高いです。
円形脱毛症でもヘナやヘアカラーは関係ないと割り切る
記事中でも説明している通り、ヘナやヘアカラーは直接的に円形脱毛症との因果関係はありません。
そのため、ヘナやヘアカラーで頭皮に異常が起きても円形脱毛症のせいではないです。
異常が起きた際も円形脱毛症による不安やストレスが悪化させているだけです。
円形脱毛症でも、このようなブリーチを使った白髪ぼかしハイライトも可能です。
「円形脱毛症だとブリーチはNG!」みたいに思われる方もいますが、基本的には問題ありません。(白髪ぼかしハイライトとは?)
円形脱毛症とヘナが医学的に関係ないという答えが出ているなら、気にする必要はありません。
個人的には「気にしない!」という考えが一番の対策なのかなと感じます。
気にするからストレスなどで余計に悪化するわけですね。
全てではないですが円形脱毛症は、半年前後で回復していく症状です。
カットで隠すなどして様子を見るのがおすすめです。
円形脱毛症で白髪染めをするならヘナ以外でOK
今回のテーマ【”円形脱毛症”白髪染めをヘナでキレイに染める!福岡の美容師が解説】についてまとめていきます。
☑️白髪染めのせいで円形脱毛症が悪化するわけではない
☑️ヘナで染めると明るいカラーができなくなる
☑️ヘナでも頭皮トラブルは起きる
☑️一般的なヘアカラー剤での白髪染めはおすすめ
☑️円形脱毛症は半年前後で治り出すと言われている
とりあえず、美容師さんに白髪染めをする際にヘナとヘアカラーのどちらがおすすめが相談する感じでいいですか?
はい!OKです。
担当の美容師さんと一度相談をしてみてください。
私はヘナを使うのはおすすめしません。
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