痛まないブリーチという文字を聞いたことありませんか?
僕もたまにネットで「髪のダメージを99%カットするブリーチ!」のような文字を見たことがあります。
しかも、僕が使用しているブリーチがまさにそれなんです!(笑)
そこで今回は、髪のダメージが気になるけどグラデーションカラーやインナーカラーなどのブリーチを使ったカラーをしたい人は必見です。
本当に髪のダメージを99%カットできるのか??
このブログの主の美容師歴15年、フリーランス歴3年、カラー比率80%以上の福岡市、天神でフリーランスの美容師をしている、カラーの申し子の宇井です♪(´ε` )
ブリーチを使ったカラー、インナーカラーやホワイトカラーなど個性派カラーや明るい白髪染めをアップしてるインスタグラム見てみてね。
「自称」福岡で最もブリーチを使ってる美容師として今回の内容は気合い入りますわ!
書きたくて書きたくて震えてます。。。。
カラーの申し子たる所以を存分に発揮してちょうだいね!
99%痛まないブリーチの種類
まず、ネットで調べたところ「痛まないブリーチ」と言われているのがこちらですね。
★Rブリーチ
★ブリーチサプリ
★ファイバープレックス
★ケアブリーチ
こうやって見ると、いろんなメーカーが痛まないブリーチを出しているんですね(笑)
すべて使った経験はあるのですが、この中だったらファイバープレックスがオススメ!
現在もファイバープレックスが暫定1位です。
ちなみに、ファイバープレックスの売り文句はコレ!
枝毛、切れ毛を94%削減ですよ!
94%って謳うなら、もう99%でもいいんじゃないかと思いますが(笑)
ということは、ファイバープレックスを使ってブリーチと9回した髪のダメージ量と普通のブリーチ1回のダメージ量が同じくらいということになりますね。。。。
(沈黙)
(沈黙)
(沈黙)
いや、それはない!
確かにファイバープレックスはブリーチの中でも、かなり優れていてブリーチをした後の感触も良いです。
それでも、さすがに94%ってことはないと思います。(嘘は言えないので。。)
おそらくメーカーさんが商品を売るための宣伝文句ですね。
もしネットで「ブリーチのダメージを94%カットする」みたいな記事を見ても信憑性は薄いのであまり信じない方が良いです(泣)
ぶっちゃけた話ですが、そもそもブリーチのダメージを90%以上カットするのは無理な話なんです。
それでも、ファイバープレックスは僕が使った中で最も髪のダメージを抑えてくれるブリーチ剤なので現在も愛用しているんですけどね。
ブリーチは必須の時代
ちょっと前までは、美容室にヘアスタイルブックがあって、そこからお客さんが好きな髪型とかを選んでいたんですが、今の時代はお客さんがインスタグラムなどのSNSでやりたい画像を持ってくることがほとんどです。
このインスタなどのSNSが美容室のカラーを変えたと言っても過言じゃないです。
インスタグラムといえばインスタ映えですよね?
その結果どうなったかというと。。。。
世の中の美容師さんがインスタ映えを狙ってブリーチを多用したカラーが増えたんです。
透明感のあるカラー
色鮮やかなユニコーンカラー
インナーカラー
グラデーションカラー
インスタグラムは、上記のようなこんな感じのカラーで埋め尽くされてしまってます。
お客さんは、そのインスタ映えしたカラー画像を保存して美容室に持ってきます。
メンズアッシュベージュ 動画で解説
今日は、どないな感じのカラーにすんねん?
このカラーにしたいんですけど。。(スッと保存したカラー画像を見せる)
あ〜、この画像パッと見た感じ暗く見えるけどブリーチしてるけど、ほんまにええの?
えっ?!これブリーチしてるんですか!色ってどれくらい持ちます?
ブリーチしたカラーだと最初は暗めに染めたとしても2週間くらいすると、結構金髪になるで〜
そんなに早く色落ちするんですね(泣)それなら今回は、普通のナチュラル系でお願いします。。。
こんな感じの経験ってありませんか?
もし、インスタグラムのカラー画像を持って行く時はブリーチをしている可能性があることを理解して、数枚持って行く方が賢明です。
ブリーチなしのカラーで勝負
ここまでブリーチについて説明してきて、「やりたいカラーはほとんどブリーチをしているじゃん!宇井、どうにかなんないの?」みたいな感じに思ってませんか?
そんな人のためにブリーチしなくてもできるオススメカラーを紹介していきたいなと思います。
まずは、赤系です。
赤系カラーのメリット 動画で解説
こんな感じの色ですね。
これだけ綺麗に赤が発色しているのにブリーチはなし!
赤系は、色の中でも彩度が濃くてブリーチをせずとも色が発色してくれるんです。(さすがに黒髪からだと、ここまで出ません)
ブリーチをせずにカラーをする上でいちばん難しい色が、みんな大好きアッシュ系!
アッシュ系がなぜ難しいのかというと、アッシュは赤系と違って透明感がある代わりに彩度が薄いんです。
彩度が薄いので普通に染めても茶色っぽい色にしかなりません。
でも安心してください、ブリーチをせずにアッシュ系に染める場合はコツが2つあるんです。
アッシュで何度も染める
1度、明るめのカラーをして次回アッシュで染める
この2つを意識してアッシュ系で染めると成功しやすいです。
ちょっと画像が荒いんですが、これくらいのアッシュ系なら入ります。
アッシュ系にならない人へ 動画で解説
どのカラーでも同じなんですが、美容室に行くたびに同じカラーで染めるとそのカラーが入りやすくなるんです。
1度アッシュ系のカラーをしてから色落ちすると茶色っぽく戻るんですが、実はアッシュ系が残ってるんです。
その残ってるアッシュの上から、またアッシュで染めるので彩度の薄いアッシュでも、だんだんと色が重ねられて濃くなっていき、アッシュ系が入りやすくなるという仕組み。
もう1つの「1度明るいカラーをして次回アッシュ系で染める方法」ですが、とりあえず美容室に行った時にアッシュ系で13レベルくらいの明るさに染めてもらいます。(ブリーチなしだと13レベル最高です。)
それから2ヶ月くらい経って、また美容室に行く時に今度は8レベルくらいのアッシュで染めると綺麗にアッシュ系が入ります。
ブリーチなしでアッシュ系カラーをしたい人は、この2つのやり方を参考にしてみるのもアリです。
痛まないブリーチまとめ
ブリーチカラー全盛期の今のSNSの載ってるカラーは、どれもブリーチしているばかりです。
99%ダメージをカットするブリーチは、正直存在しないと思います。
しかし、ブリーチの放置時間やなりたい色に対しての適切なブリーチ回数を守れば髪へのダメージを軽減してくれるのも事実です。
ヘアカラーは、染めた後のことが大事になってくるのでブリーチをして染めたばかりは満足でも色落ちで金髪になったり、汚い色落ちをしてしまったりすると後が大変になってきます。
ブリーチを使ったカラーをする時は、1度担当する美容師さんに相談してからブリーチをするのが一番良いと思います。
以上です!
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